2026/10/30
倫理指針不適合事案について
この度、独立行政法人労働者健康安全機構総合せき損センター(以下「当センター」という。)の職員が、国の定める「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に適合しない研究発表を行っていたことが判明しましたので、以下のとおり公表いたします。
不適合の内容は以下のとおりです。
当センターの職員が当センター倫理審査委員会の承認及び病院長の許可を得ることなく、また、必要な手続き(拒否機会の保障)もされず、過去の臨床結果(電子カルテに記録された情報)に基づく研究(後方視的研究)を行い、その成果を学会及び学会誌に発表していたものです。
なお、調査の結果、データのねつ造や改ざん等の研究不正は認められず、研究対象者の健康への影響や個人情報の漏えいも確認されておりません。
また、本研究については、学会に申入れを行い、学会誌掲載論文の撤回手続を行うとともに、研究対象者の皆様に対して、謝罪文を送付いたしました。
このような倫理指針への不適合が発生し、患者様及び関係者の皆様の信頼を損なう結果となりましたことを深くお詫び申し上げます。
当機構及び当センターにおいては、今回の事案を重く受け止め、今後このようなことが繰り返されることがないよう、研究活動に係る研究倫理教育を一層徹底し、患者様及び関係者の皆様の信頼回復と再発防止に向けて、全力をあげて取り組んでまいります。
2026年10月30日
独立行政法人労働者健康安全機構理事長
総合せき損センター院長
