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横浜労災病院のインドネシア人看護師が国家試験に合格
平成21年11月、EPA(経済連携協定)により、インドネシアから看護師候補生として来日し、翌平成22年1月に横浜労災病院に就職したマリアナさんとデデリスムナンダルさんの二人が、このたび、平成25年2月の第102回看護師国家試験にみごと合格した。
ふたりは、本国では看護師として病院で勤務していたが、日本で看護師として働くためには、日本の看護師免許が必要であるため、横浜労災病院の病棟で看護補助者として働きながら勉強し、今回3回目の受験で合格した。
今回の国家試験では、EPAからは311名が受験し、30名のみが合格(合格率9.6%)という“狭き門”となった。
マリアナさんとデデリスムナンダルさんは、看護補助者として患者さんに接していたが、「アナさん」、「デデさん」として親しまれ、持ち前の「家族を大切にする心」が日々のケアの中でも患者さんに伝わり、当初心配された言葉の壁も信じられないスピードで克服した。周囲の人たちの信頼も厚く、なくてはならない存在となっている。
看護師国家試験に合格した平成25年4月からは、横浜労災病院の病棟看護師として勤務している。

前列左がマリアナさん 前列右がデデリスムナンダルさん
◎合格した二人のインタビューはこちら
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