高尾みころも霊堂は、産業災害で亡くなられた方々の尊い御霊をお慰めするため、特殊法人労働福祉事業団(現 独立行政法人労働者健康安全機構)が、昭和47年5月に労災保険法施行20周年を記念し、東京都八王子市に建立したものです。緑に包まれる高尾山の麓の霊堂敷地内には、産業殉職者の御霊を慰霊するための納骨堂、祭祀堂、管理事務所、遺族休憩所を配しています。建築家 伊藤喜三郎が設計した納骨堂は11階建てで、11階が拝殿、10階が展望室、9階が祭祀室、4階から8階が納骨室となっております。 納骨堂には、昭和22年以来令和3年度末までの間に産業災害により亡くなられた271,034名の方々の霊位が御奉安されており、8千余名の御遺骨・御遺品を収蔵しております。
 また、開堂以来、毎年秋には、御遺族をはじめ政財界、労働団体の代表等をお招きし、産業殉職者合祀慰霊式を挙行するほか、多彩な行事を催し慰霊をお慰めしております。
 産業殉職者合祀慰霊式は、労働災害により不幸にして亡くなられた方々の御霊を、これまでに奉安された方々の御霊と合祀するとともに、安全な職場環境の実現と労働災害の根絶に向けて努力することを御霊の前で誓う式典です。慰霊式には、5年毎に皇太子同妃両殿下が行啓され、直近の行啓は平成29年となっております。
  また、平成31年4月23日には、天皇皇后両陛下が労働災害により亡くなられた方々を慰霊するために、高尾みころも霊堂の拝殿において白菊の花を供えられました。両陛下は、戦後の経済成長を支える過程で亡くなられた方々に対し、戦没者と同様に心を寄せられており、御退位を前に慰霊を希望されたとのことです。
 高尾みころも霊堂や産業殉職者合祀慰霊式の情報は、当機構ホームページ、Twitterにて発信してまいります。

 高尾みころも霊堂電気設備更新工事のお知らせについて

 令和5年1月30日(月)から2月4日(土)の間、電気設備更新工事のため、納骨堂を閉館いたします。
 この期間につきましては、納骨堂の立入りができなくなりますので、ご承知おきくださいますようお願い申し上げます。
 なお、工事の都合により閉館期間を延長する場合(2月18日(土)まで)がありますので、大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 産業殉職者合祀慰霊式について

 産業殉職者合祀慰霊式は、労働災害により不幸にして亡くなられた方々の御霊を合祀し、安全な職場環境の実現と労働災害の根絶に向けて努力することを御霊の前で誓う式典であり、昭和47年から毎年秋に開催され、令和4年慰霊式では、秋篠宮皇嗣同妃両殿下御臨席の下、御遺族、衆議院議長、厚生労働大臣(代理 厚生労働審議官)、各政党代表、日本労働組合総連合会、日本経済団体連合会、日本商工会議所、中央労働災害防止協会、建設業労働災害防止協会、陸上貨物運送事業労働災害防止協会、港湾貨物運送事業労働災害防止協会、林業・木材製造業労働災害防止協会、東京都、八王子市、公益財団法人産業殉職者霊堂奉賛会の代表の方々が御参列され、2,384名の御霊を高尾みころも霊堂に御奉安いたしました。

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