労働安全衛生施策の企画・立案に貢献する研究


      労働安全衛生関係法令の制定等の基礎となる科学的知見等の収集・分析、現場における対策の具体的実施に活用可能な技術等の開発、勤労者医療を中心とした高度・専門的医療の提供などを着実に実施するとともに、総合的かつ効果的な調査研究の実施を図ることにより、社会の期待により一層応えていくため、労働安全衛生総合研究所が持つ労働災害防止にかかる基礎・応用研究機能と労災病院が持つ臨床研究機能との一体化による効果を最大限に発揮できる研究として、以下の研究に取り組むこととしています。

▶労働安全衛生研究事業の
紹介パンフレット(PDF)





1 プロジェクト研究  

   労働安全衛生施策の企画・立案のためのエビデンスを収集する目的で実施する研究分野。ここでの研究課題の決定に際しては、予め定期的に厚生労働省の政策担当部門との意見交換を重ね、目指すべき成果について具体的かつ明確な目標を設定して研究に臨むものである。

2 協 働 研 究  

   労働安全衛生総合研究所(以下「安衛研」という)が持つ、労働災害防止に係る基礎・応用研究機能と労災病院が持つ臨床研究機能との一体化による効果を最大限に発揮できる研究に、更に日本バイオアッセイ研究センターの化学物質有害性に関する調査研究機能や、治療就労両立支援センターによる予防医療モデル事業等で得られた知見などを加え、機構内複数の施設が協働して行う研究を実施する。

3 過労死等に関する調査研究等  

   過労死等に関する実態を把握するために、過労死等の事例や要因の分析、労働による疲労の蓄積と心身への影響や健康障害に関する調査研究を行う。更に、業務による過重な負荷或いは心理的負荷による過労死等の防止対策に関する調査研究を実施する。また一方、同様の調査研究を行っている大学その他の研究機関と連携し、それぞれが蓄積した調査研究の成果や情報・知見を共有、収集整理、分析を行うことで過労死等の防止対策の推進に資するための医学・保健面での調査研究を幅広く実施する。

過労死等の実態解明と防止対策に関する総合的な労働安全衛生研究
過労死等防止対策白書



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