治験ネットワーク概要

【組織概要】
　労災病院治験ネットワークは、労災病院グループのネットワークを活用した全国的な治験実施体制を構築し、国の治験事業の活性化に寄与するとともに、多様化する治験に対応し、迅速で質の高い治験データを提供することを目的として平成21年7月1日に設立しました。
  　　
　　　登録医療機関数　　　　　32施設
　　　登録医療機関の総病床数　12,064床　　　　　　　（令和2年1月1日現在）

　労災病院グループが協力及び連携することにより、質の高い迅速な運営を行い医療の質の向上への貢献を目指しています。当機構本部内に置かれている労災病院治験ネットワーク推進事務局では、治験実施可能性調査や見積好守などの治験依頼者からの問い合わせ・折衝の窓口や必須文書の保管・管理等を一括して行っております。また、ネットワーク加入医療機関からの要望に従い、業務補完を行うために治験施設支援業務を展開して参ります。
   
【労災病院治験ネットワーク推進事務局の役割】
　当事務局は、以下の業務を行います。
①秘密保持厳守にて、治験実施の可能性と病院選定条件についての調査実施・回答事務局から各医療機関への調査を
　実施し、調査結果を集約して報告いたします。
　調査期間には通常２週間程度いただき、調査費用は無料です。
②病院を訪問する際の日程調整
③見積交渉、契約書作成の運営
④中央治験審査委員会の運営
⑤契約手続（治験契約の一元化）
⑥治験等の進捗管理、症例組入れ・逸脱状況等の情報共有及び受託経費請求
⑦各労災病院の治験受託の情報提供
　※病院治験ネットワークを介した治験については、原則、中央治験審査委員会での審査となります。