日本バイオアッセイ研究センター

 日本バイオアッセイ研究センターは、厚生労働省の施策の一環として、主に労働現場で使用される化学物質等が原因となる職業がんを始めとする職業性健康障害から勤労者を守るため、それらの化学物質等の毒性、特に発がん性に関わる調査、試験、及び研究を行っています。

 日本バイオアッセイ研究センターで得た発がん性等の毒性情報は、健康障害を防止するために国から発信される指針、関係通達、GHS 対応モデルラベル、指針パンフレット等の作成に使用されています。また、世界保健機構(WHO)、特に国際がん研究機関(IARC)、などの国際機関からも高く評価され、そこでの毒性評価に使用されています。

              化学物質等の毒性調査、試験、及び関連する研究の実施

 日本バイオアッセイ研究センターは、厚生労働省における労働者の健康障害防止対策の一環として、労働安全衛生法に規定する化学物質等の毒性に関する調査、試験及び関連する研究を次のとおり実施しています。

・発がん性等の毒性が疑われる化学物質として国が指定した化学物質について、厚生労働省の要請に従い、GLP(優良試験所基準)に従って発がん性試験(長期吸入試験、長期経口試験、遺伝子改変動物を用いた発がん性試験)、及び、発がん性予測試験法の一つである形質転換試験を、計画的に実施しています。

・労働者健康安全機構における重点研究に参加し、労働現場で問題となった事例等に関わる毒性発現メカニズムの解析研究を実施しています。

・長期吸入試験を実施できる国内唯一の研究施設として、試験の質を維持・向上するための取組、試験手法の的確な選定を実施しています。

・遺伝子改変動物を用いた試験実施とそのための背景データの収集・分析や、構造活性相関等、試験の迅速化・効率化を図るための手法の検討を実施しています。

・化学物質の有害性調査の成果の普及につとめ、ホームページへの掲載、学会発表等情報の発信を行うとともに、海外の研究機関(IARC 等)への情報発信を行っています。

・吸入曝露試験に加え、経口投与、皮膚塗布などによる安全性試験を行っています。また、吸入曝露技術を生かして、ガス状物質あるいは揮発性物質の遺伝毒性試験も行っています。

・実験動物を用いる試験及び研究については、動物愛護に留意し、日本バイオアッセイ研究センターにおける動物実験に関する規程」を遵守しています(施設・動物の福祉の項参照)。


施設名  住所  電話 
日本バイオアッセイ研究センター 〒257-0015
神奈川県秦野市平沢2445
0463-82-3911

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独立行政法人 労働者健康福祉機構

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