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第3号
職場復帰のリハビリテーション
労災病院グループの活動から
■職場復帰のリハビリテーション
突然の事故や病気により、身体機能の一部を失ったショックを乗り越え、生きるために立ち上がる人々。労災病院のリハビリテーション医療スタッフは、そのような人々のそばに立ち、手を携えて、職場あるいは社会に復帰するように支援しています。
今でこそ、リハビリテーションという言葉は一般的になりましたが、戦後の復興期の日本にいち早くその概念と技法を導入したのが、北九州市小倉区にある九州労災病院をはじめとする全国に展開している労災病院グループです。
障害を有する方が日常生活の動作ができるようになれば、社会(家庭)復帰は可能です。しかし、職場復帰するためには、職場までの移動手段の確保と多彩な職場(事務から現場作業まで)に応じて、障害を有したままで専門性のある業務ができるようになるまでのリハビリテーションが欠かせません。
職場復帰のリハビリテーションは、理学療法、作業療法、言語療法のほか義肢装具など、持てる資源や外部資源を最大限に活用するとともに、職場の関係者や産業医など多くの人々との連携の上に成り立っています。
思わぬ事故や病気で倒れて障害者となった人々が、よりよい生活をめざして障害を受容し、残った身体機能を最大限に引き出して職場で活躍する人々の姿をとおして、勤労者医療におけるリハビリテーション医療の一環である"職場復帰のリハビリテーションの今"を現場から報告します。
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障害を残したまま社会に復帰して働く方々の日常生活を支えるためには、家庭生活(特にトイレと入浴)、職場生活、移動手段(情報伝達としてのインターネットを含む)の3つが主要なポイントになります。そこに焦点をあてて労働者健康福祉機構の研究部門が開発・改良したソフト、ハードの一部をご紹介します。
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